女優歴20年超・栗山千明のバイプレイヤーぶりに評価の声 更新し続けるクールビューティーの道
ネットでも《ワタサバを観てからリエゾンを観ると、栗山千明のギャップに驚く》《栗山千明さんは演技の幅が広いなぁ。臨床心理士役では子供に寄り添って優しく包容力がある一方で、社長秘書役では高飛車でイヤ~な女を見事に演じ切ってた。上手いなぁー》と、その安定感に称賛の声が多く上がっていた。
■振り幅のある役もバランスよく
「栗山さんはホラー映画『死国』で本格的に女優デビューし、NHKのドラマ『六番目の小夜子』など10代の頃は持ち前の美しさを生かしたミステリアスな役が多かった。それから20年以上にわたって経験を重ね、クールな美しさを武器に、強くて聡明な女性もカバーできる女優に成長しました」(ドラマ制作関係者)
美人でクールかつ聡明な印象の強い女優が、そのイメージにピッタリハマった役を演じた後、そのイメージを覆すような役柄を演じて、違和感が生じてしまうこともある。
「最近だと現在放送されているフジテレビ系『女神の教室~リーガル青春白書~』の主演を務めている北川景子さんが、そのパターンかもしれませんね。日本テレビ系『家売るオンナ』で演じた知的で仕事ができるかっこいい女性役が北川さんのイメージにハマり、彼女の代表作となりました。『女神の教室』ではロースクールの教師役を演じていますが、ちょっと頼りなくて、生徒からの当たりも強い役柄に対し、《北川さんのイメージに合わない》という感想もチラホラ出ています」(同)