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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

「生きるよろこび」を発散させ やす子が目指すはアンパンマンのような存在

公開日: 更新日:

「ふとした時に『や~めよ』って(笑)」
 (やす子日本テレビ系「しゃべくり007」2月20日放送)

 ◇  ◇  ◇

 2021年の元日に放送された「おもしろ荘」(日本テレビ系)に出演。優勝こそ逃すも、自衛隊出身という経歴とそのチャーミングなキャラクターとのギャップが受け、一気にブレークしたやす子(24)。自衛隊には18歳の頃に入隊し、「人生の中で一番、人に愛されてるなと実感した時期」「自分にとって一番濃い思い出」だったものの、わずか2年でやめてしまう。上官には「やってみたいことがある」と理由を言っていたが、実は「勘」だったと振り返り、継いだ言葉を今週は取り上げたい。

 彼女がもともと、自衛隊に入隊したのは複雑な家庭環境で「人生をやめちゃおうかな」と思うほどの貧困だったから。「18歳を過ぎたら誰も助けてくれなくて、家も未成年なので借りられないってことで、衣食住がそろっている安定を求めて」(フジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」23年1月30日)、それがそろっているパチンコ屋との「2択」だった。パチンコ屋には面接で落ちてしまったため「助けてくれ!」という面持ちで入隊した。

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