「生きるよろこび」を発散させ やす子が目指すはアンパンマンのような存在
「ふとした時に『や~めよ』って(笑)」
(やす子/日本テレビ系「しゃべくり007」2月20日放送)
◇ ◇ ◇
2021年の元日に放送された「おもしろ荘」(日本テレビ系)に出演。優勝こそ逃すも、自衛隊出身という経歴とそのチャーミングなキャラクターとのギャップが受け、一気にブレークしたやす子(24)。自衛隊には18歳の頃に入隊し、「人生の中で一番、人に愛されてるなと実感した時期」「自分にとって一番濃い思い出」だったものの、わずか2年でやめてしまう。上官には「やってみたいことがある」と理由を言っていたが、実は「勘」だったと振り返り、継いだ言葉を今週は取り上げたい。
彼女がもともと、自衛隊に入隊したのは複雑な家庭環境で「人生をやめちゃおうかな」と思うほどの貧困だったから。「18歳を過ぎたら誰も助けてくれなくて、家も未成年なので借りられないってことで、衣食住がそろっている安定を求めて」(フジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」23年1月30日)、それがそろっているパチンコ屋との「2択」だった。パチンコ屋には面接で落ちてしまったため「助けてくれ!」という面持ちで入隊した。