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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

WBCで活躍する中居正広に「意外に元気だった」の声 的確リポートで見せた完全復活と気になる今後

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 よく尋ねられるのだが、「ジャニーズ事務所は退所したタレントの活躍について良く思っていないのでは?」というものがある。退所者の活躍を妨害するといった懸念だ。

 だが、今のジャニーズは各グループがコンサートツアーを行うことによって大きな利益を得ている。すでにコンサート中の客席からの声出しもOKで、今週からはマスクの着用も自主的な判断となり、平常運転の開催に戻る方向。ファンもコロナ禍で我慢してきた分、コンサートで「はしゃぎたい」という思いが高まっているので、そのファンの期待に応えている。

 またジャニーズのタレントがテレビ出演を増やしているのも、ファン層の裾野を広げるのを主な目的としている。一般的なタレントなら露出と同時にプラスの出演料を考えるものだが、ジャニーズにとって出演料はアテにしていないのだから、中居がWBCでどんなに目立って稼いでも気にはしていないだろう。

 ジャニーズが変化したことといえば、先日、嵐の二宮和也がツイッターを始めたようで、後輩の人気者たちとのツーショットを投稿したり、自撮り写真を公開している。すでにYouTubeチャンネルでも活動しているし、さらに嵐の松本潤もインスタグラムを開設している。これまで肖像権保護をかたくなに守ってきた事務所だが、SNSツールにも寛容に考え始めているようだ。

 中居正広がこれからも活躍できる土壌はできている。

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