“視聴率男”長嶋一茂そろそろピークでハワイ移住準備中? 57歳ゆえお坊ちゃまキャラも卒業
「長嶋一茂は相場急騰で、もう使いたくても使えないよ」とバラエティー番組プロデューサーは苦笑する。WBCの2週間、「羽鳥慎一モーニングショー」は金曜レギュラーだけでなく、ほぼ毎日出演。元プロ野球選手らしくないゆるいコメントで、にわかファンたちを楽しませた。
「専門的な解説は2006年のWBCで正捕手だった里崎智也らに任せて、一茂は“細かいことにやたら詳しい野球大好きオヤジ”に徹していたのが良かったですね。『日本も最初の大会から実績残してるんだから、日米決勝をやるなら、ちょうど中間ぐらいのハワイでやれってずっと言ってるんだよ』なんて大ウケでした。好感度はアップ、CMスポンサーの問い合わせも増えてます」(広告代理店営業マン)
「モーニングショー」だけでなく、一茂のレギュラー番組はいまどれも絶好調だ。「出川一茂ホラン☆フシギの会」はスタート半年で、深夜の傑作「タモリ倶楽部」の後継番組に“昇格”、「ザワつく!金曜日」はトークバラエティー人気トップと、一茂は「目下、最も数字(視聴率と広告収入)を稼げるタレント」(前出の営業マン)である。当然、ギャラは跳ね上がり、1時間100万円超といわれ、引っ張りだこで出演スケジュールもなかなか押さえられない。