“視聴率男”長嶋一茂そろそろピークでハワイ移住準備中? 57歳ゆえお坊ちゃまキャラも卒業
一茂のどこがそんなに好感されているのか。
「言いたい放題のようで、個人攻撃はしない、よくわからないことは首を突っ込まないなど、わきまえがあるんです。自他ともに認めるボンボンだから、ひんしゅくを買いそうなギリギリ発言でも笑って聞ける。最近はそれが正論だったりすることも多く、見ている方はいよいよ痛快なんでしょうね」(テレビ情報誌編集デスク)
タレント業も、初めのころは、父・長嶋茂雄を番組に引っ張り出すための“七光出演”で、“バカ息子”と見られたのも、今となってはプラスかもしれない。スタートポジションが低かったから、当たり前のことを言っても「オッ、結構まともじゃないか」と見直され、その意外感が伸びしろとなって評価を上げていった。
いまや共演希望が殺到する視聴率男だが、ただ、そろそろピークだろうという声も聞こえてくる。前出のプロデューサーはこう話す。
「一茂も57歳と間もなく還暦ですから、お坊ちゃまキャラでやっていくのはもう難しいですよ。金満エピソードも、オヤジのカネの話なら笑えるけど、自分の稼ぎの話では金持ち自慢の嫌みになってしまう。そろそろ、長嶋家の一茂ではないキャラを探さなくてはなりません」