亀梨和也に「ジャニーズ独立説」再浮上…優柔不断で今回も“未遂”に終わるか?
この間、ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏が19年7月に死去し、前述の山下や手越たちだけでなく、近藤真彦(58)、少年隊の錦織一清(57)、植草克秀(56)らベテラン勢も事務所を去った。さらに今年5月には、King&Princeのメンバー3人も脱退・退所する。亀梨は、事務所内の大変革期を静観したまま独立の波に乗り遅れた状態が続いている。
そんなさなか、今年3月には、イギリスの公共放送・BBCで、故ジャニー喜多川氏の性的虐待問題を追ったドキュメンタリー番組が日本でも放送され、元ジャニーズJrのカウアン・オカモト氏(26)の告発会見もあって事務所に激震が走っている。亀梨を取り巻く状況は6年前から様変わりしたといえる。それでも亀梨には独立をためらう理由があるという。
「亀梨さんは優柔不断ではあるかもしれませんが、責任感が人一倍強く、メンバーや所属タレントの不祥事が起きるたびに、『ここで今、俺まで辞めてしまったらジャニーズ事務所は大丈夫なのか?』と退所を思いとどまってきたといいます。今回は事務所の不祥事が世界中に伝わり、これまでのスキャンダルとはレベルが違いますが、それでも亀梨さんは、『今、俺が事務所を見捨ててしまったら……』と余計に辞められなくなっているといいます。(前述した)危機管理の専門家は『退所した際はいろいろお手伝いします』と亀梨さんに伝えているものの、判断は保留のままになっているといいます」(同)
もはや、かつてのようにジャニーズ事務所に残った者が勝ち組とは言い切れない。亀梨は自身の出処進退を決めることができるのだろうか。