市川團十郎が抱える“重荷”と“責務”…亡き妻・麻央さんとの「愛の巣売却」報道の背景
「母・希実子さんの実父が事業で失敗した際に負った借金返済のめどが立つという算段ができ、今が手放すチャンスと考えたのでは。そのくらい借金問題は團十郎さんにとってストレスでもあり、新之助さんの代にまで借金を残したくないという気持ちが強かったのでしょう。襲名披露興行も順調。麻央さんも七回忌を迎え、気持ちの整理も一区切りつけて13代目に徹する覚悟なのでしょう。再婚も視野に入れている可能性もある。そして何より、借金を返せば借りていた松竹に引け目を感じずに交渉できることが最重要と考えたのでしょう」
9日、都内で行われたSEIKO「時と日本文化プロジェクト」発表会見に、一家3人で登場。報道陣に「夢は歌舞伎役者ということですか?」と聞かれ、新之助は「違います」と回答。團十郎は「後で家族会議を」と一笑したが……。まずは新之助への“重荷”を継がせないことが父・團十郎の責務なのかもしれない。