ジャニー喜多川氏「性加害問題」の余波 ガチオタ不在の「1.6万筆・署名」巡りファン分裂
「ペンライトの賛同人には、弁護士や作家、ジェンダー史研究者など幅広い識者が名を連ねています。若年被害女性等の支援を行っているColabo代表の仁藤夢乃氏もその一人。インターネットで『暇空茜』の名乗る男性が、昨年末、東京都監査委員に対し『Colaboには会計の不正と公金の不正受給がある』と住民監査請求を行ったことで知った方も多いでしょう。3月には住民訴訟が始まっています。
また、19年に『草津町長から性被害を受けた』と訴えた元町議が、逆に町長側から名誉毀損と虚偽告訴の罪で在宅起訴された事件で、元町議を支援していた人などが名を連ねていることから、反対派が《ジャニーズを政治利用にするのではないか》と疑念を持って怒りの声をあげています。もちろん、賛同人たちもジャニーズのファンとして声をあげたのでしょうし、行動に感謝しているファンもいますが、このタイミングで、事務所を更生させるためにファンたちが力を合わせるどころか、分裂し始めている」(ジャニーズに詳しいライター)
被害者不在のところで起こる騒動。ジャニーズ問題はファンにも影響している。