「24時間テレビ」メインパーソナリティー なにわ男子から有働由美子に交代の声が出るワケ
少年への性加害を放置した会社が、弱者の味方をし続ける矛盾の構図
「なにわ男子をメインパーソナリティーから“降ろせ”という批判の声は少なくありませんが、企画などがすでに進んでいることから今さら降ろすことはできない。有働アナは自身がキャスターを務める同局の『news zero』で、ジャニーさんの性加害について言及していることから、こうした批判をかわすことができるのは有働アナしかいないということのようです」(前出・日テレ関係者)
24時間テレビは長年、ジャニーズ事務所のアイドルグループがメインパーソーナリティーを務めてきた。ジャニー氏の性加害問題の追及が重なった今のタイミングは、今年メインを務めるなにわ男子にとって不幸としか言いようがないが、「24時間テレビは観ません」「募金しない」という抗議の声はネット上でも頻繁に目にする。
「タレントに罪はないという向きもあるが、少年たちへの性加害を長年放置し続けたジャニーズ事務所のタレントがチャリティーという大義名分のもと、弱者の味方をすることに納得がいかない人は多いでしょう」(芸能ライター)
そんな中、7月23日に日テレの“夜の看板アナ”、有働アナのチャリティーパーソナリティー就任が発表された。
「有働は『news zero』で『性加害は許さない』と表明してますから、メインパーソナリティー交代のシナリオは十分ありえると思います」(前出・芸能ライター)
本来は、ジュリー社長が記者会見を開いて十分な説明と責任の所在を明確にすることが先決だ。なにわ男子はとんだトバッチリを受けたといっていいだろう。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)