若村麻由美「この素晴らしき世界」苦戦も視聴率度外視…フジ木10“実験”のターゲットは?

公開日: 更新日:

「世帯視聴率がメインの報道は、そういう楽しみ方を門前払いしてしまうようで残念ですね。芸能界を少しだけ覗いてきた僕には、チーフマネージャー役の時任勇気さんも、性格キツめだけどよくやる現場マネージャーの円井わんさんも“あるある”の対象です。特に円井さんは細かい部分でもベテラン勢に負けない味を出している。第3話ではサスペンスや不倫の要素もチラつかせましたが、どう転がっていくのか楽しみです」

 木村佳乃(47)演じる芸能事務所社長、沢村一樹(56)演じる女優の夫、マキタスポーツ(53)演じるヒロインの夫、それぞれがどう動くのか?

「このドラマの鈴木吉弘プロデューサーは2009年にフジテレビを退社、いったんフリーになって17年にフジに復帰した“出戻り”ですが その鈴木Pが温めていた企画を実際に連ドラ化してしまうところに、フジの緩さというより懐の深さみたいなものも感じますし、正体不明の“ナゾの脚本家”という遊び心もあったりして、単なるコメディーで終わるとも思えません」(在京キー局プロデューサー)

 視聴率だけじゃない“何か”を狙った「この素晴らしき世界」。10日放送の第4話では、大きな展開が見られそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」