「ぱーてぃーちゃん」すがちゃん最高No.1は亡き父を手本に“最高No.1”を目指す
成人した後は、父親と一緒にコンパやナンパもして、ぱーてぃーちゃんのギャル2人とも一緒に飲んだことすらあるという。
しばらく会っていない期間があったある日、父から「狙っている女がいるから来てくれ」と言われ、店に行った。途中、父がたばこを吸いに席を立った際、女性から「あなたのお父さん、がんだから病院に行くように言ってくれ」と言われたが、「自由に生きている親父が好きだったし、どうこう言うのはどうかと思って」言わなかったという(ABEMA「チャンスの時間」23年5月7日)。
しかし、やがて病状が悪化し、入院。入院中も「酒持ってきたか? たばこ持ってこないのか?」などと気丈に振る舞い、息子の芸名について「どこが№1だよ。菅野家の№1は俺だろ」と言い放った。そして死の直前、「俺は好き勝手生きてきたけど、自分がカッコいいと思うことだけを信じてやってきた。だからおまえもカッコいい生き方しろよ」と息子に声をかけた。最期まで見えを張って生きた父親の生きざまを見て、「俺も自分のカッコいいを信じてホントの『すがちゃん最高No.1』にならないとなって」(同前)と決意したのだ。
制御不能なギャル2人に「頭を抱える夜」もあるというが、「また芸人人生をやり直せるとしても、今のこの状況にすると思います」(「OWARAI AND READ」=前出)と胸を張るのだ。