三浦知良“ご法度”CM出演に大正製薬が激怒!カズが所属する浜田省吾のグループ会社の責任は?
それだけに大正製薬の怒りは収まらない。
■他社製品への出演は正当か、それとも不義理か
《仮に他社の競合製品の広告への出演が許されてしまうのであれば、長時間をかけて、また、莫大な金額を費やして築き上げたイメージを競合他社に瞬時に奪われるおそれがあることとなり、これまでのように高額な出演料をお支払いすることは難しくなります》
《当社を含め企業がスポーツ選手や芸能人を商品の広告に起用するにあたっては高額な契約金をお支払いしています。これは、業界の慣習として、出演者が競合禁止規定に基づき競合する他社製品の広告に出演しないことを当然の前提に、出演者とともに安定的かつ長期的に製品イメージを築き上げることを念頭においてお支払いしているものです》
このように製品のイメージ向上のため、長年三浦選手を起用するにあたって莫大な投資をしてきたと大正製薬は主張している。
いくら裁判で勝っているとはいえ、これでは、現役最年長の三浦選手のブランド価値毀損にもつながりかねないだろう。