自壊加速のジャニーズ帝国から退所者続々…「TOBE」と「新しい地図」連携の可能性も

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「本当に、変われば変わるものです」と、芸能関係者は口を揃える。

 8月いっぱいでジャニーズを退所する「Kis-My-Ft2」の北山宏光(37)。TBS系音楽番組の生放送にこのほど、7人体制で歌う最後の出演をした際、「たくさんのエールを頂いて、パフォーマンスで返していきたいと思います」と挨拶していた。

 ジャニーズ事務所からの退所組は「辞めジャニ」とも呼ばれているが、「ジャニーズを辞めると、そのタレントは業界から干されるという悪しき不文律があった時代はようやく終わりを迎えたのですね。ジャニーズが今年6月、北山の退所を発表したHPには『これからも変わらず、応援していただけますと幸い』との文言がありました。退所はタブーではなく、第二の人生も頑張ってと送り出しているのですから」と、ジャニーズ事情に詳しい芸能ライターはしみじみと言った。

 デビュー予備軍のJr.は約200人いるとされ、当然ながら、誰もがデビューできるわけじゃない。そのため22歳定年制度が導入されているが、さらに6月には公式サイトで「ジャニーズJr.活動指針」を発表している。夢がかなわなかった少年たちへの進路相談などを手厚くやるというものだ。

「背景にあるのはもちろん、創業者ジャニー喜多川氏の性加害問題です。『そんな活動指針より何より、ジュリー社長は会見が先だろう』との声が大きいのですが、2枚看板の『スノスト(SixTONESSnow Man)』以外はいらないんじゃないかとみられるほど、ジュリーさんはそれ以外には頓着していない様子です」と続けた。

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