【追悼】おかゆうたくん オチが決まった瞬間にニコッと「ドヤ顔」が忘れられません
午前9時55分から始まる生放送で多い時には長短10本以上のコントをやるため、朝7時に集合して、スタジオで場立ち(立ち位置や動きを決める)、ドライ(台本を持ちながら動く)、カメリハ(台本を持たずに本番と同じ動きをする)と1本のコントごとに3回の工程を繰り返すのですが、けんた・ゆうたくんは3回とも、本番を含めると4回、オチのセリフや動きをカメラさんが困らない範囲内でアドリブを加える。その都度、おもしろくて他の出演者やスタッフが思わず笑ってしまう、まさに「職人芸」でした。
オチが決まった瞬間にスタジオにいる私の顔を見てニコッと「ドヤ顔」をしていたゆうさんの得意満面の表情が忘れられません。もし当時に「M-1グランプリ」や「キングオブコント」があれば、どちらもチャンピオンになっていただろうと確信しています。
自分のことより周囲のことを気にかけて、いつも空気を読んでくれた、ゆうさんありがとう!
たくさんの思い出を残してくれた、ゆうさんありがとう!
天国では、また岡八朗師匠の身の回りのお世話を始めていることでしょう。涙があふれてきて、わずかこれだけの原稿を書くのに一日かかってしまいました。ゆうさん、あの世で一緒になったらまた漫才の話、コントの話をいっぱいしようね!