『SMAP×SMAP』生放送への介入や公取委注意…ジュリー社長退任でも説明すべき「圧力」の実態
“タレント社長”が山積みの問題を解決できるのか。7日の記者会見を前に、ジャニーズ事務所の新社長に少年隊の東山紀之(56)が就任すると『文春オンライン』が報じた。藤島ジュリー景子社長(57)は退任の見込みだが、役員として残留するという。
「東山さんは少年隊としてのダンスパフォーマンスは一流でしたが、会社経営に関しては素人です。『再発防止特別チーム』の作った調査報告書には、ジャニー喜多川氏から性加害を受けた元ジュニアの《添い寝の状態で「YOUはソロでデビューさせるから」と言われ》という証言もある。そのため、東山さんに限らず、事務所のタレントはジャニー氏の性加害に遭っているのではないかと危惧されている。火中の栗を拾う姿勢は偉いと思いますが、そのタレントが社長に就任すればイメージが変わるどころか、ジャニー氏の性加害の印象がずっと残ってしまうと思います」(出版関係者)
調査報告書ではジャニー氏の性加害が50年近く続いた原因として、「メリー氏の放置と隠蔽」が挙げられた。そのなかで文藝春秋とジャニーズ事務所の裁判を例に、当時の『週刊文春』が報じたメリー氏の圧力を綴っている。