ジャニーズ2回目会見「NHKや民放4局そろって生中継」が示す“手のひら返し”でも横並び
「現在のジャニーズ事務所は社名を変更します。マネジメント、育成業務からは完全に撤退いたします。補償、救済、心のケアを時間はかかっても最後まで全うさせていただきたい」
創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題をめぐり、2日、ジャニーズ事務所が開いた会見。東山紀之社長(57)は冒頭、こう切り出し、1962年の創業から61年に渡って掲げてきた「ジャニーズ」の看板を下ろすことを明らかにした。
この日の会見では、17日付でジャニーズ事務所の名称を「SMILE-UP.」に変更し、被害者補償のみを行う事や、補償が終わり次第、廃業する事、新たにエージェント会社を立ち上げ、その社名をファンクラブ会員から募る事、補償の具体的な方法などについて説明があった。
改めて衝撃だったのは性被害者の人数だろう。補償の受付窓口には478人から申し出があり、うち、325人が補償を求めているというのだ。
ジャニー氏による複数年に及んだ「性加害(被害)」「児童虐待」は、間違いなく日本の芸能界史に残る大事件とも言っていい。