ジャニーズ2回目会見「NHKや民放4局そろって生中継」が示す“手のひら返し”でも横並び
■テレビは結局、ジャニーズと一蓮托生
一方、この会見の最中、SNS上でみられたのは《NHKや民放がそろって生中継するほど重要なのか?》《今月から始まったインボイスに伴う混乱の方がニュースだろう》といった投稿だ。
各テレビ局は特別編成で会見を生中継。NHKは「社名変更は?」「所属タレントの将来は?」などとテロップを入れつつ、解説を交えながら選挙特番のように報じていた。民放も、日本テレビは「情報ライブ ミヤネ屋」、TBSは「ゴゴスマ」、テレビ朝日は「スーパーJチャンネル」、フジテレビは「Live News イット!」の放送時間を利用して放送。このため、ネット上ではこんな意見が出ていた。
《生中継することで、テレビ局として大事な問題と考えているというポーズのような気がするが。すごい手のひら返し》
《こういうテレビの横並び意識がダメなんだよ。ジャニーズの性加害を知らんふりしたのも》
《視聴率が稼げるから生中継ということか。結局、テレビはジャニーズと一蓮托生》
テレビ局などは、ジャニーズ事務所の性加害問題について、「報道してこなかった責任」を反省していたが、そうであれば、これまでの事務所との関係や報道してこなかった理由についての検証番組をぜひ、放送してほしい。