ジャニーズ事務所の“圧力手法”をマネ…安倍政権以来の官邸の横暴が日本を滅ぼす
「2.5次元」ミュージカルは今や演劇の大きな一ジャンルと言えるまでに成長した。その始まりは「テニスの王子様」だった。
「若いイケメンの男の子たちが集団で歌い踊る」ことは当時ジャニーズ事務所の専売特許であり、他には許されなかった。似たようなモノが出てきても必ずその大きな力によって駆逐された。
w-inds.もDA PUMPもデビュー当時にはかなりの圧力がかかった。
「(彼らを)使うんだったらうちのタレントは一切出しませんよ」という文言をよく聞いたものだ。
「テニスの王子様」のプロデューサーは旧知の仲であるが、彼にも同じような電話が来た。しかし彼はそれに100%は従わなかった。演劇はジャニーズなしでもなんとか成立したし、言いなりになれば他のプロダクションとのバランスを欠くからだ。
「テニミュ」はバカ当たりした。何より出演者は所属事務所がバラバラでありグループではない。しかも皆俳優であるからCDを出すわけでもない。ジャニーズと表向きは競合しないのだ。