紅白歌合戦「裏番組」視聴率対決でテレ朝「ザワつく!」が3年連続で圧勝したワケ
大晦日特番の視聴率が出揃った。NHKの紅白歌合戦の視聴率は、第1部は初の30%割れ(29.0%)、第2部も前々回を7.6ポイントほど下回り歴代最低に陥ったが(31.9%)、ライバルの民放の裏番組はどうだったのか(視聴率はいずれも関東地区世帯平均/ビデオリサーチ調べ=以下同)。
紅白の放送時間(後7:20~11:45)とかぶるおおむね午後7時から12時あたりの視聴率を比較してみると、「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」(テレビ朝日)が、第2部(後6:00~7:30)12.3%、第3部(後7:30~9:00)7.7%で、3年連続民放トップに輝いた。
第2位は、「WBC2023 ザ・ファイナル」で挑んだTBSで、第3部(後7:00~11:45)が8.9%。
20年まで、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない」シリーズが11年連続トップだった日本テレビは、「THE 笑晦日」。「伊東家の食卓」「エンタの神様」などを放送したが、第2部(後6:00~8:00)は6.2%、第3部(後8:00~11:45)が6.4%で、今年もトップから転落。TBSにも負けてしまった。