松本人志は「活動休止→そのまま引退」も…厳しいスポンサー離れと“潔白証明”のハードル

公開日: 更新日:

「いわゆる文春砲は、松本問題でも第2、第3弾を仕込んでいるようです。突っ込んだ取材で裏付けも取り関係者は相当の自信をもっている。もちろん裁判になることも想定しているでしょうから、名誉毀損が認められても松本さんが完全にシロと認定されるのは難しいのではないか」

 事実、ジャニー氏の性加害を振り返ると、週刊文春が旧ジャニーズから名誉毀損で訴えられた裁判で地裁は文春敗訴の判決を下したが、高裁では性加害行為の真実性が認定された。最高裁がジャニー氏らの上告を棄却したため、この高裁判決が確定となった。

「松本さんは相手から事後に“お礼”のLINEがあったと一部で報じられているように、性行為の同意があったと主張する方針かもしれません。ですが、その時はそう返信せざるを得なかったと女性側が主張したら不同意性交にあたる可能性がある。昨年、強制性交等罪から不同意性交等罪に改正されたこともあり、性犯罪の罰則は厳しくなっています」(法曹関係者)

 芸能活動を休止してまで裁判での決着を選んだ松本。法廷はあくまで証拠裁判主義で「IPPONグランプリ」はないことを忘れないように。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    松坂桃李「御上先生」は連ドラの“勝ちパターン”を外してしまった? 1ケタ陥落で疑われる《失速と中だるみ》

  3. 3

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 4

    なぜオリ山岡泰輔だけが名前を晒されたのか…SNSでは「不公平」「一律公表すべき」の声

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希 異例の「マイナー相手に実戦登板」で見えた首脳陣の痛恨トラウマ

  1. 6

    大河「べらぼう」で横浜流星を食う小芝風花“瀬川”大好評も 迫る「身請け」危機…視聴率ついに1ケタ台突入

  2. 7

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 8

    大阪万博パビリオン建設は“24時間体制”に…元請けの「3月中には完成させろ!」で危惧される突貫工事の過酷労働

  4. 9

    “選挙のプロ”立花孝志まさかの凡ミス赤っ恥…第一声「神戸→船橋」急きょ変更のお粗末

  5. 10

    岡田将生『御上先生』での悪役ぶりが好評 顔面美を生かした怪演で俳優としての地位確立