日曜劇場「VIVANT」福澤克雄監督“大赤字告白”…懸念される続編の行方とTBSのウルトラC
「続編は決まっておりません」
15日、東京都内で開催された「第14回ロケーションジャパン大賞」授賞式でこう話したのは、準グランプリを受賞した昨年7月期ドラマの日曜劇場「VIVANT」を手がけたTBSの福澤克雄監督。
同大賞は“この年もっとも人を動かし、まちの観光を活性化させた作品と地域”に送られる賞で、VIVANTとともに受賞したロケ地・島根県の松尾紳次副知事から、「できれば続編ではもうちょっと映していただければと思います」と、VIVANT続編で島根県のさらなる露出をお願いされた。だが、福澤氏はその要望に対して、「今のだと続編がありそうな感じですが、続編は決まってませんし、僕には決められないんです」と、大赤字を理由に続編は未定であると明かしたのだった。
VIVANTは主演の堺雅人(50)をはじめ、阿部寛(59)、二階堂ふみ(29)、松坂桃李(35)、役所広司(68)、二宮和也(40)といった主役級の役者を揃え、長期のモンゴルロケを敢行するなど、かつてないスケールのドラマとして話題に。世帯視聴率が20%に迫った最終回では、続編を期待させるような終わり方をしていた。