土屋太鳳「出産後の女優は低迷」の"ジンクス"打破の勝因は…主演映画「マッチング」がヒット
マッチングアプリを題材にした映画「マッチング」(KADOKAWA)が2月23日に公開され、初週公開のランキングで第2位に入った。公開3日目までの観客動員数は約20万3000人、興行収入は約2億9500万円。
このままの勢いで推移すると、筆者の試算では最終興収は約16億円前後となる。主演の土屋太鳳(29)は、自身の主演映画で10億円超の興収を記録するのは2017年12月の佐藤健(34)との「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(松竹、最終興収約28億2000万円)以来となる。
そして土屋の7年ぶりとなる大成功で「人気女優と出産後のジンクス」というテーマにも関心が寄せられている。時代錯誤も甚だしいが、芸能界において人気女優の出産は鬼門といわれてきた。その理由は“母”のイメージが刷り込まれることによって、それまで応援してきたファンの間に少なからずイメージギャップが生じるからだと解釈されている。
■北川景子、榮倉奈々も出産→復帰後に伸び悩む
例えば“高視聴率女優”の異名を持つ北川景子(37)も、第1子出産の2年前に公開された2018年11月公開の映画「スマホを落としただけなのに」(東宝)は興収約19億6000万円を記録したが、出産後初の主演映画「ファーストラヴ」(2021年2月公開、KADOKAWA)は復帰作として話題になったものの、興収は約6億1200万円。芸能関係者の間から「さすがの北川でも出産のイメージを覆せなかった」という声が漏れた。