著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

今田美桜が“杏の当たり役”『花咲舞が黙ってない』にリスクを百も承知で挑戦するワケ

公開日: 更新日:

 2014年と2015年にオンエアされて好視聴率を記録した『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)の新シリーズが4月期の連続ドラマに戻ってくる。といっても、ヒロインが杏(37)から今田美桜(27)にチェンジするから、これまでのイメージも大幅に変わるはずだ。

 池井戸潤氏原作のこのドラマは、怖いものなしの花咲舞が銀行内の悪事にぶつかり闘う痛快エンタテインメントで、杏の当たり役とも言われていた。新シリーズについて、SNSを覗くと《美桜ちゃんバージョンの花咲舞、凄く楽しみ!》《美桜ちゃんが豪快に爽快に、理不尽な慣習を打ち破るのを待ってます》といった声が出ており、期待値の高さが伺える。

 2日に行われた制作発表会見で、今田は杏からのバトンタッチについて「正直プレッシャーはありますが、新しい花咲舞を作れたら…」と答えていたが、やはり良し悪しを較べられるのは覚悟の上なのだろう。

■オリジナルドラマを制作する知恵も資金もないテレビ局

 ヒロインを演じた昨年3月公開『わたしの幸せな結婚』(東宝)の興行収入が28億円を超える大ヒットになっているが、今田はテレビドラマに関してはこれまで数字(視聴率)に恵まれていない。今回の『花咲舞~』で高視聴率を叩き出し、しっかりとした実績を作った上で2025年前期の朝の連続テレビ小説『あんぱん』に突入できるのか、テレビ関係者は注目している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 3

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  4. 4

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 5

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  1. 6

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  2. 7

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 8

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 9

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  5. 10

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる