著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

NHKが「尖閣は中国」発言を見逃したのも当然か…ホームレスが局内で“生活”していたユルさ

公開日: 更新日:

 この19日、NHKはラジオ国際放送などの中国語ニュースで、中国籍の外部スタッフが「尖閣諸島は中国の領土」などとニュース原稿にはない不適切な発言をしたと明らかにした。

 外部スタッフの40代男性は当日午後1時過ぎの放送で、靖国神社で落書きが見つかったニュースを読んだ後、約20秒にわたって原稿にない発言を行っていた。NHKは夜のテレビ番組などで事実関係を発表し、この外部スタッフの発言の意図は「不明」としつつ、「ニュースとは無関係の発言が放送されたことは不適切であり、深くおわび申し上げます」と謝罪している。NHKはこの外部スタッフと業務委託している関連団体を通じて本人に抗議。同団体も本人との契約を解除する方針というのが一連の流れだ。

 しかし、ちょっと待てと声高に言いたい。まずNHKがやるべきことは謝罪なのか。ラジオ国際放送など不適切発言が放送された場で、すぐに訂正放送をすべきだろう。海外で受信している同放送の聴取者に対し「尖閣諸島が中国の領土と言ったのは間違い。尖閣は日本固有の領土である」と明言しなければならない。中国人スタッフの勝手な行動だという事情説明もすべきだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    小泉進次郎氏「死ぬまで働け」戦慄の年金プラン “標準モデル”は萩本欽一…なんでそうなるの?

  3. 3

    阪神・近本の“球宴サイクル安打”に感じる恥ずかしさ

  4. 4

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 5

    貴景勝に今場所終了直後の「引退説」…満身創痍で大関陥落も「株・部屋」には不安なし

  1. 6

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  2. 7

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  3. 8

    巨人が決められないバント、出ない適時打の八方ふさがり

  4. 9

    「負けた」はずの琴桜が「勝った」ウラ事情…疑惑の軍配が大炎上《翔猿がかわいそう》

  5. 10

    U18高校日本代表の気になる進路は?ドラ1最大4人、大阪桐蔭勢は早大、法大進学か