「永野&くるまのひっかかりニーチェ」独自の着眼点と高い熱量で視聴者を魅了する理由
「永野&くるまのひっかかりニーチェ」(テレビ朝日系)のレギュラー放送がスタートした。今年7月に放送された「永野&くるま クレバーなクレーマー」と同じく、永野と令和ロマン・高比良くるまが再びSNSを賑わしそうだ。
初回(10月2日)の放送では、冒頭から永野が「(番組スタッフを)俺が食わさなきゃ」と意気込み、学生バンドから始まったサザンオールスターズが大手芸能事務所「アミューズ」を背負う存在となったことを例に、番組がゴールデンへと昇格する未来が「見えちゃってる」と豪語。伝説のトーク番組「松本紳助」(日本テレビ系)を引き合いに出した時点で、ようやくくるまから「(あの番組に比べると)さすがにスケール小さい」とツッコミが入った。
続く視聴者のひっかかりテーマのコーナーで、今度はくるまの分析力がスタジオを“制圧”する。「最近、陰キャの地位が高すぎる」という投稿に対して「YouTuberは暗い」と口火を切り、新潟のHIKAKINら雪国の出身者は一人遊びが得意で、それがYouTubeとマッチしたと力説。また、九州出身の永野ら“南お笑い”はベースが「宴会のお笑い」でボケが独立しており、会話メインで笑わせる関西文化とは異なるとの持論を展開した。