悠仁さまの進学先も、紀州のドン・ファン裁判も…メディアの敗北は兵庫県知事選の後も続く
今年は「メディアが敗北した年」として記憶されることになるに違いない。
斎藤元彦の出直し県知事選圧勝。秋篠宮家の悠仁さんの筑波大学入学。紀州のドン・ファン殺人事件で無罪判決。いずれもメディアは判断を間違えた。
斎藤に対して、メディアがスクラムを組み激烈なバッシングを続け、それに押された県議会は全会一致で不信任決議案を可決した。日本中に「斎藤辞めろコール」が鳴り響いた。
再選をめざして駅前の1人立ちから始めた斎藤は、SNS効果もあっただろうが、次第に支持者を増やしていった。
「一方でメディアに向けられた視線は非常に厳しいものがあった。斎藤知事を支持する方々に話を聞いたが、『テレビにだまされた』『あなたたちは嘘を伝えていた』と叱責を受けた。『これが民意だから』『(選挙で)あなたたちと私たちのどちらが正義かわかるはず』と厳しく指摘された」(MBS NEWS12月16日14時38分配信)。
斎藤が圧勝した時、それまでさんざん彼を批判してきた宮根誠司が「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で、「大手メディアのある意味、敗北です」と渋い顔をして言ったのが象徴的だった。