デーブ・スペクターさんとは非常に仕事がしやすい テレビ番組のゲストでも全体を俯瞰しているから
また「関ケ原の(合戦の石田)三成のように……」とたとえ話に具体的な武将の名前や戦の名称をサラッと出されたり、ふとした時に教養が現れる。こんなことまで勉強されているのかと博学ぶりに驚かされました。
普段の移動は地下鉄などの公共交通機関を使われていて、「デーブや! 変な外国人や! とか指さされませんのん?」と質問されると「ややこしそうな人がきたら、英語でまくし立てれば大丈夫です。普通に声をかけられたら普通に話しますけど、ヒソヒソ言ってる人の方が多くて、僕が意味がわからないだろうと思ってるんでしょうけど、全部わかってるんですよ。だから聞いてると面白いですよ。いい人間観察になりますし、車内広告とかすごい勉強になるんですよね」と答えられました。デーブさんは顔を伏せて存在を消すのではなく、興味津々で見渡し、日々情報を吸収し、活用されてるからテレビ出演が絶えないのだと思いました。私も授業で生徒たちに「電車内では人間観察を欠かさないように。スマホを見たり、眠ったりしてはもったいない」と伝えています。
これからも日米の架け橋としてご活躍されることでしょう。