女優・大島優子は前田敦子を反面教師に“肉体派”へ転向
「前田敦子というライバルでありいい反面教師がいるのは強みかもしれない」と話すのは、映画批評家の前田有一氏だ。
「前田敦子も女優宣言しましたが、ご覧の通り苦戦している。ヒットしたのは『クロユリ団地』くらい。それが大島にとってはよいお手本になるでしょう。前田は作品を選り好みしすぎて、結果的にヒット作に恵まれていない一方、大島は『SPEC』『安堂ロイド』など人気作品に出ている。そこですでに差がついています。大島は子役の経験もあって、場数そのものは踏んでいるので、キャリアは長い。ハスキーな声も、映画においては見る人に印象を残す強みのひとつ。大島は筋トレマニアとしても知られていて、『脱ぐことにも抵抗がない』と言っていたと聞いたことがあります。巨乳でスタイルもいいし、その肉体美をスクリーンで披露したら、話題にもなって他のアイドル上がりの女優に差をつけられる。というか、それくらいしないと女優業は厳しいし、甘くない」
ファンによる人気投票がなく、本当の実力が問われる女優の世界。「センター」を取るのは容易なことではない。