著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<3>流れては散ったXデー情報…早貴被告の「ドバイ移住計画」が逮捕を後押し?

公開日: 更新日:

■ドン・ファンからの相談

「ドン・ファンがね、オレに相談があるから田辺に来てくれって言うんだよ。だから行かないと」

「それは、それは、大変ですね。相談ってなんですか?」

「それが会ったら話すっていうんだけど……」

「離婚ですか?」

「う~ん、分からない」

 Kクンも都内でドン・ファンに会ったことがあるが、結婚した早貴被告とは面識がなかった。

「離婚の可能性もあるし、AVの件かもしれない」

「なんですか? AVって?」

「実は早貴、AVに出ているんだよ」

「エッ?」

 Kクンの飲もうとしていた生ジョッキの手が止まり、目が大きく見開かれた。私が早貴被告が出演しているAVのタイトルを告げると、彼は手元のスマホを動かした。=つづく

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 2

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    旧ジャニーズ自社タレントの誹謗中傷に通報窓口設置も…「当事者の会」見て見ぬふりの“二枚舌”

  5. 5

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  1. 6

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  2. 7

    厚労省が職員9万人を対象に「マイナ保険証アンケート」の愚策…エグすぎる質問事項の“大きなお世話”

  3. 8

    “終わった説”から大逆襲!巨人・菅野智之「最後の全盛期」を手繰り寄せる意外な要因とは

  4. 9

    機内食の猛クレームで通路で土下座をさせられました

  5. 10

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人