著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<4>夜中に知ったドン・ファンの死 早貴被告は消え入りそうな声で…

公開日: 更新日:

 ドン・ファン(野崎幸助さん)が殺害された当日、私は都内の居酒屋で、講談社の親友Kクンと会っていた。そこで須藤早貴被告が出演していたAVについて話をすると、すぐにKクンはスマホで検索、お目当ての作品を見つけた。

「これですか」

「そうなんだ。このことをドン・ファンが知っているかどうかは分からない。もし、知っていたらオレにAVを消去して欲しいと言う可能性がある」

「なんで、ですの?」

「1年ほど前にAVに出ていた女の子の連絡先をドン・ファンが聞いてきたんだ。そのAV嬢とかつて関係があったみたいで、連絡できなくなったから、という理由だった。だからオレはAV関係者に連絡して、その女の子の連絡先を教えてやったことがあるんだ。オレ自身はAVに詳しいというワケではないけど、ドン・ファンは詳しいと思っていると思うんだ」

「なるほど。だけど、いったんネットにさらされたAVを除去することなんて不可能に近いですよね」

 Kクンも週刊誌編集者としての長い経験上、AV業界についてもよく知っていた。

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