田中聖「2度目の逮捕」に誰も驚かず…ジャニーズタレントが悪事に手を染める構図

公開日: 更新日:

 ジャニーズ関係者からしても、とっとと縁を切りたい、そして二度と関わりたくないタレントだろうと強調した。だが、ジャニーズ事務所の所属タレントの不祥事はこんなもんじゃない。“黒歴史”をひもとけば枚挙にいとまがないほど。ある芸能プロ幹部がジャニーズのタレントが落ちぶれ、悪に手を染め、事件を起こす構図を語る。

「まず、他の組織と同様、芸能プロにも素行のよくないタレントは一定数、常にいるものです。今のジャニーズのような大所帯になると、その数は増えてしまう。どんな子なのか、きちんとチェックできていなかったり、目の届かないところが出てきてしまいますから。またジャニーズの場合、最初は国民的アイドルを目指し売れようと努力していたとしても、イチオシのユニットに指名されるのはごく一部の狭き門ですし、たとえメジャーデビューできても、全く売れなかったりする。そうやってくすぶっているうちに素行が悪くなり、また悪いところから目をつけられ、簡単に引き込まれてしまうというケースはいくつもありますよ。ジャニーズというだけで、候補生のうちから一部の女性ファンからキャーキャー黄色い歓声を浴び、特別な存在だって勘違いしてしまう部分も大きい。それで、いい気になって悪いことをしても許されるんだと増長してしまう。結果、売れなくなっても普通の生活を送れなくなって悪の道に進んでしまうのです」

 虚飾の業界である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  4. 4

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 5

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  1. 6

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 7

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ