「沈黙の臓器」のダメージを知るにはどうしたらいいのか

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 だからこそ冬に確実に訪れるといわれる第6波の前に自分自身の腎機能の状態を知っておきたい。

腎臓の機能を調べる検査には尿検査と血液検査があります。前者は尿にタンパク質や血液がふくまれていないかを調べるのが目的です。後者は血液中の尿素窒素やクレアチニンなどを調べることで腎臓の状態を診ることになります。また、超音波や腹部CTなどで腎臓の形や大きさや画像診断したり、病状によっては腎臓の組織の一部を取って顕微鏡で調べる腎生検を行うこともあります」

 既に腎機能に異常ありと診断されている人は必要な検査を定期的に受けるべきだ。新型コロナ禍で太ったという人も、できたら検査を受けておきたい。

 とくに持病がない人はどうすればいいのか?

血圧を夜寝る前と朝方のトイレに行く前に測って記録しておきましょう。腎機能が低下すると余分な水分と塩分が排泄されずに血液量が増えて血圧が高くなります。身内に腎臓が悪い人がいる、むくみ、ふらつき、肩こりがひどい人も血圧を測った方がいい。閉経後の女性も調べましょう」

 あなたは大丈夫?

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