歯痛で正月を台なしにしないために…年末だからこそ「3つのセルフチェック」を

公開日: 更新日:

 年末年始は歯にダメージがかかりやすい。仕事の追い込みのストレスで食いしばりや歯ぎしりが増えて歯に物理的負荷がかかりやすいうえ、忘年会・新年会などの暴飲暴食で睡眠中に胃酸が食道から口腔内に広がり歯を溶かしたり、歯磨きに時間をかけられず磨き残しから虫歯や歯周病が進行しやすいからだ。

 そのツケが早ければ正月に現れ、歯の痛みに耐えながら正月を過ごす人が少なくない。行動制限が解除され3年ぶりの自由な正月を楽しむためには何をすべきか?

 自分でできる歯のチェックを自由診療歯科医師で「八重洲歯科クリニック」(東京・京橋)の木村陽介院長に聞いた。

「まずは、飲み物を飲んで歯にしみるか否かを調べましょう。温かい飲み物がしみる場合は要注意です。冷たいものがしみるよりも歯の状態が悪く、虫歯などが進んでいる可能性があります。なるべく早く歯科医院で診てもらった方がいいでしょう」

 歯は歯冠と歯根とに分かれていて、それぞれがいくつかの層が重なってできている。歯冠の外側の硬い丈夫な層がエナメル質でその内側は順に象牙質、歯髄(神経)がある。歯根の外側は歯根膜と呼ばれる層で覆われ、その内側はセメント質、象牙質、歯髄でできている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束