便秘持ちは“健康に”長生きはできない…高血圧だと脳卒中やくも膜下出血のリスクが上昇

公開日: 更新日:

 慢性便秘症の治療薬は、かつては2つのタイプしかなかった。腸に水分を集め便を軟らかくする酸化マグネシウムと、大腸に大蠕動を起こして排便を促す刺激性下剤だ。しかし12年以降、従来薬と作用機序が異なる新薬の登場や、既存薬の適応拡大が続き、この11年間で6種類の薬(アミティーザ、スインプロイク、リンゼス、モビコール、グーフィス、ラグノス=すべて商品名)が加わった。

腎臓病、糖尿病、呼吸器疾患とも関連

 便秘と関係している病気はいくつもある。大腸がんパーキンソン病は、自覚症状のひとつが便秘だ。高血圧の人が便秘でトイレでいきむと、血圧が上昇し、脳卒中やくも膜下出血のリスクが高くなる。便秘が慢性腎臓病(CKD)の発症や進行と密接に関係しており、適切な便通管理がCKDの治療に必要であることも指摘されている。

「糖尿病で血糖コントロールが悪いと、肛門や直腸の機能が低下し、便秘になりやすい。便秘で呼吸器疾患が悪化することも観察研究でわかっています」

 15年にわたる米国の生存調査では、慢性便秘がある人は、そうでない人と比べて生存率が低いとの結果が出ている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層