便秘持ちは“健康に”長生きはできない…高血圧だと脳卒中やくも膜下出血のリスクが上昇
「水溶性・非水溶性の食物繊維をバランスよく摂取する」「水分をこまめに取る」「体を動かす」ことも、便秘対策に不可欠。
市販の下剤は、刺激性下剤の成分が含まれているものが少なくない。刺激性下剤の成分は大腸の神経を壊してしまうリスクがあり、薬なしには排便が難しくなることも。
刺激性下剤の成分が含まれていることを知らずに使っていることもあるので、繰り返し使用するなら、病院を受診したほうがいい。
◆50歳を越えたら…
便秘があろうとなかろうと、50歳を越えたら一度は受けるべきなのが、大腸がんの有無を調べる大腸内視鏡検査。便秘は大腸がんの自覚症状だが、がんがかなり進行してからでないと症状が出ない。大腸がんは早期発見すれば生命予後が良いがん。大腸内視鏡検査を受けて、大腸がんの見逃しを避けたい。