便器を抱えたまま…リポーターの菊田あや子さん“めまい症”との苦闘

公開日: 更新日:

 私は上下に頭を動かすとダメで、朝起きるときはもちろん、高い所の物を取ろうとしたり、落ちた物を取ろうとするとクラクラしてしまいます。

 ただ、最初のめまいから3週間後、京都・大阪での講演会に出かけたときに一瞬、治ったんです。ちょうど大雪の日で、京都駅に降り立ったら全面真っ白。吹雪の中、凍えながらホテルを捜して、足元にも細心の注意を払って必死でした。途中で「予定したホテルで水が出なくなったので、別のホテルを用意しました」と連絡が入り、それが駅の反対側のホテルで本当に大変でした。

 翌日、大阪に移動するのも大変でしたが、無事に講演を終えて、ヘトヘトで東京に帰宅して横になったときに急に気づいたんです。「あれ? グルグルしない。治ったかも?」と。翌日もその翌日も大丈夫だったので「治った、やった!」と思いました。でも奇跡の1週間だったようで、見事に再発……。最初のような激しいめまいはないものの、頭を上下に動かさないように気を付けて日々を過ごしています。

 じつはこの最初のめまいの翌朝には、胸の真ん中をドン! と殴られたような衝撃で目覚めたのです。「心臓?」とびっくりして、耳鼻科の後に循環器科の病院も行きまして、心電図をとってもらいました。幸い異常はなかったのですけれど、ニトロなんとかという薬を出されて「またあったらためらわず飲んでください。動けなくなったらためらわず救急車を呼んでください」と言われました。というわけでニトロを持ち歩くようになりました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造