便器を抱えたまま…リポーターの菊田あや子さん“めまい症”との苦闘

公開日: 更新日:

 すぐに病院へ行くことを考えましたが、1月3日だったのでその日はおとなしくして、翌4日に行きつけの大学病院の耳鼻科を受診しました。

 何科に行けばいいかは、検索ワード「めまい」で調べたらすぐにわかりました。こういうときインターネットは本当に便利です。

 病院で症状を話すと、歯科医院にあるような椅子に座らされて、大きなゴーグルのような眼鏡をかけさせられました。「後ろに倒れますよ」とゆっくりリクライニングしたその途端、グルグル目が回り出しました。かけた眼鏡で眼振(眼球が無意識に動いてしまう症状)が確認され、「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。

■いったん改善したものの1週間で再発

 加齢などによって耳石(耳の奥にある重力を感知する耳石器に張り付いているカルシウムの結晶)がはがれて半規管に入り、頭位に伴って耳石が動いてめまいを起こす病気です。治療は服薬と体操でした。

 服薬はあまり効果がなかったので2週間ほどでやめましたが、体操は今でも続けています。あおむけに寝た状態からゆっくり上体を起こして、そのまま体を前に倒す動作を20回。さらにあおむけに寝た状態から右にゴロン、左にゴロンと転がるのを20回。気持ち悪くなるんですけど頑張っています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動