便器を抱えたまま…リポーターの菊田あや子さん“めまい症”との苦闘
すぐに病院へ行くことを考えましたが、1月3日だったのでその日はおとなしくして、翌4日に行きつけの大学病院の耳鼻科を受診しました。
何科に行けばいいかは、検索ワード「めまい」で調べたらすぐにわかりました。こういうときインターネットは本当に便利です。
病院で症状を話すと、歯科医院にあるような椅子に座らされて、大きなゴーグルのような眼鏡をかけさせられました。「後ろに倒れますよ」とゆっくりリクライニングしたその途端、グルグル目が回り出しました。かけた眼鏡で眼振(眼球が無意識に動いてしまう症状)が確認され、「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。
■いったん改善したものの1週間で再発
加齢などによって耳石(耳の奥にある重力を感知する耳石器に張り付いているカルシウムの結晶)がはがれて半規管に入り、頭位に伴って耳石が動いてめまいを起こす病気です。治療は服薬と体操でした。
服薬はあまり効果がなかったので2週間ほどでやめましたが、体操は今でも続けています。あおむけに寝た状態からゆっくり上体を起こして、そのまま体を前に倒す動作を20回。さらにあおむけに寝た状態から右にゴロン、左にゴロンと転がるのを20回。気持ち悪くなるんですけど頑張っています。