カウントダウンの花火の後に激しい頭痛に襲われるワケ
でもその後、頭痛が長引き、三が日は寝て過ごした、ということになるのは残念ですよね。カウントダウンイベントやコンサートに参加する際には、あまりはしゃぎすぎないように注意しましょう。
年末年始ともなれば、病院も救急以外は休日体制です。おそらく多くの片頭痛持ちの患者さんが「これを服用すれば頭痛が治まる」という薬をお持ちでしょうから、帰省やお出かけの際には忘れずにお持ちください。年末年始を迎える前に、もしものときに備えて薬が手元にあるかどうか--念のためチェックしておくことを忘れずに。さらにお伝えしておきたいのが「いつもと違うな」という頭痛を感じた場合にどうするかということ。
たとえば早朝から頭痛と吐き気があり、それがだんだんと強くなっていく。または半身の動きが悪くなったり、半身にしびれがある。このような自覚症状があった場合は、髄膜炎や脳卒中である可能性もあります。
髄膜炎は、髄膜炎菌やインフルエンザもしくはヘルペスのウイルスが原因で起こる感染症で、症状は急に寒けと高熱が出て、頭痛や吐き気が起きます。放置してしまうと、数日で意識が混濁しけいれんを起こす場合も。