高札十五番「駒形堂と酒飯・元長」の巻 若女房おはるに似た「駒形どぜう」の中居の客あしらい

吾妻橋西詰から下りて川沿いの散歩道を下流に向かう。土曜日のせいか、大勢のランナーに抜かれる。すぐに駒形橋に着く。駒形橋は江戸時代にはなかった橋で、震災後1927(昭和2)年に架けられたもので、ここで上がると駒形堂がある。
昔のことになるが、駒形堂は浅草寺の本尊・聖観世音…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,124文字/全文1,265文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】