墨田高札三番「枕橋 さなだや」の巻 大盗賊がすする辛いつゆの蕎麦
北十間川は木材などの運搬用として、1663(寛文3)年に開削された運河である。水戸藩邸の前に架かる源森橋から源森川とか源兵衛堀などと呼ばれていた。隅田川に一番近い橋は源兵衛橋とも枕橋とも呼ばれていたようだ。
幸田露伴の随筆「水の東京」にも枕橋、源森橋の下を流れる水路は「…
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