アギーレ日本で無得点続く岡崎 「1、2年は苦しんでいい」
日本代表通算得点記録歴代3位(39得点)のFW岡崎慎司(28)が、アギーレ日本で苦しんでいる。昨季ドイツ1部リーグで15ゴール。今季も6ゴールと堂々のトップタイだ。しかし、アギーレ日本5試合すべてに先発しながら、ここまでシュートが打てない、ゴールが決まらない──の悪循環に陥っている。18日にオーストラリア戦(午後7時20分キックオフ)を控えた岡崎に聞いた。
――6―0で圧勝したホンジュラス戦で岡崎選手は、シュート2本・無得点に終わりました。
「試合によってシュートに結びつくパスが来ない時もあります。ホンジュラス戦は、もっと自分からパスを“呼び込む”ような動きをしないといけなかったと思います」
――アギーレ日本代表では、岡崎選手ならではの得点パターンが、見えにくい状態なのですか?
「昨季、(所属する)マインツでは《ゴールにつながるプレー》だけに集中しました。マインツ以外にプレーする場所がないというのなら、それで十分なのでしょうが、日本代表でゴールを奪うにはどうすべきか、もっと上(のクラブ)を目指すにはどうしたらいいのか、を考えるとゴールにつながるプレーだけではダメ。《適切な判断の出来る》ストライカーになりたいと思います」