記録破られた奥寺康彦氏 マインツ岡崎慎司好調の理由を語る
ドイツ・ブンデスリーガ1部マインツFW岡崎慎司(28)の快進撃が止まらない。今季開幕戦のゴールでドイツ通算ゴール数を26とし、日本人プロ第1号の奥寺康彦氏(62)の持つ「日本人ブンデスリーガ1部通算最多得点記録」に並んだ。そして第3節のヘルタ・ベルリン戦の2得点で記録を更新すると続くドルトムント戦、フランクフルト戦と3試合連続ゴール。5試合5得点の荒稼ぎだ。好調の原因はどこにあるのか、前記録保持者・奥寺氏自らが語った。
まずは、記録更新に心の底から「おめでとう」と伝えたいと思う。
岡崎がマインツに移籍したのは13年の6月。移籍1シーズン目で15得点を決め、今季も序盤からゴール量産だ。一番良かったのは、マインツがビッグクラブではなかったということ。前所属のシュツットガルトのようなビッグクラブでは、日本人選手が主役を張るのは難しい。その点マインツでは主役になれた。
移籍当初はシュツットガルトと同じ左MFだったけど、昨季第10節で1トップに起用されると2ゴールを決めてみせた。