美貌に目が釘付けだが…ジェシカ・コルダの「実力」と「血統」
「優勝? もちろん脳裏をよぎるけど、とにかく一日一日、いろいろ考えてやりたい」(コルダ)
両親は元プロテニスプレーヤーで、父親ペトルは1998年全豪オープン男子シングルス優勝、世界ランク2位になった選手で、アスリートとしての血筋はピカイチ。ドライバー平均飛距離は261.72ヤードで米ツアーランク14位。パーオン率77.78%は2位だ。
オンとオフのメリハリも余裕たっぷり。来日して時差ボケもあったが、大会前日(6日)の練習後には、親交のある米人気歌手テイラー・スウィフトの東京ドームライブを楽しんでいた。
会場でコルダを見た小野寺誠プロが解説する。
「長いリーチを生かして、スイングアークが大きく再現性の高いスイングをしています。ヘッドスピードがありながら、入射角が緩やかなので飛び出し角度がいつも一定。それでボールの高さをそろえている。会場グリーンは硬めだったので、コルダの高弾道ボールが威力を発揮した。スイングの完成度が高い」
惜しげもなく魅せるコルダの美脚に目は釘付けになるが、力強いショットにも度肝を抜かれるはずだ。