国内ツアー4年ぶりの予選落ち 宮里藍はゴルフ“劣化”深刻
【ワールドレディス・サロンパス杯】(茨城GC東C=6550ヤード・パー72)
今季、日本ツアー初出場の宮里藍(29)は注目の国内初戦で予選落ちに終わった。「ワールドレディスサロンパスカップ」2日目、イーブンパー35位タイからスタートした宮里は、後半16番でダブルボギーを叩くなど、通算5オーバーの67位に後退。60位タイまでのカットラインに1打届かず、史上9人目の国内メジャー3冠達成かと大騒ぎだったメディアやギャラリーをがっかりさせた。
今大会は世界ランク30位以内に出場資格があるが、現在107位の宮里には資格がない。それに日本のシード権もないため、スポンサー契約を結ぶ主催者の特別枠で出場している。
かねて目標は海外メジャーVと元気が良かったが、いまだに達成できていない。それどころか2012年のアーカンソー以来、米ツアーでも勝利から遠ざかっており、昨季はついに米ツアーでもシード落ち。今年はメジャー出場資格がないため、7月の全米女子オープンは予選会からの挑戦になる。
なぜ宮里はここまで調子を落としたのか。ゴルフジャーナリストの早瀬利之氏がこう言う。