ドジャース大谷の「産休取得」はNPBの重い腰を動かす契機になるか…4年前には「慶弔特例」が立ち消えに
スポーツ界に「産休ブーム」は起こるのか。
去る23日、ロッテの石川柊太(33)が登録抹消されたことに関して、吉井理人監督(60)がこう言った。
「今はやりの『お父さんリスト』みたいな感じ。すぐ帰ってきます」
登録を抹消すれば復帰まで10日かかる。先発を飛ばす必要に迫られるが、指揮官は石川柊に、元「AKB48」の妻・大場美奈(33)の出産に立ち会うことを認めた。
これはドジャースの大谷翔平(30)が真美子夫人の女児出産に立ち会うため、産休制度を利用したことが契機になっているのは間違いない。メジャーには「パタニティーリスト(父親リスト)」の制度があり、出産予定の48時間前から最長3日間のリスト入りが可能。「有給休暇」として扱われるうえ、チームも代替選手を登録できる。