開幕から低迷も SR「サンウルブズ」に今後“2勝”の可能性

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 昨年のW杯に続き、日本のラグビーが歴史的勝利を挙げるかもしれない。今季から南半球最高リーグのスーパーラグビー(SR)に参戦しているサンウルブズのことだ。

 サンウルブズはここまでライオンズ、チーターズと南アフリカのチームに開幕から2連敗。豪州代表が名を連ねる19日のレベルズ(豪州)戦も苦戦が予想される。

 新規参入1年目の寄せ集めのチームは開幕前から苦戦も予想されたが、ここにきて風向きが変わってきた。強豪の南アや豪州にも弱小チームがあるからだ。

 まずは日本代表FB五郎丸歩が所属するクイーンズランド・レッズ。昨季15チーム中13位に終わったレッズは今季も開幕から3連敗。リチャード・グレアム・ヘッドコーチ(HC)も早々に解任された。12日終了時で豪州・ニュージーランドカンファレンス最下位の10位に沈んでいる。攻守とも決め手に欠け、負けても7点差以内の場合に与えられるボーナスポイント(BP)はわずか「1」にとどまっている。

 今季、南アフリカカンファレンスの下部リーグから昇格したキングスも開幕から2連敗と不振にあえいでいる。同じ南アカンファレンスのサンウルブズがBP「1」で7位につけているのに対して、キングスはBPはなく8位で最下位だ。

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