由伸監督のサポート役 V逸確実の巨人に「原GM」待望論

公開日: 更新日:

 巨人では、昨年10月から所属選手の野球賭博関与が相次いで発覚。その最中に原監督の退任、高橋新監督の就任が慌ただしく決まり、不祥事の責任を取る形で球団首脳が辞任するなど、フロントは一時的に機能まひに陥った。球団関係者からすれば、“補強どころではなかった”というのが本音だろうが、そういう言い訳が通用しないのが巨人という組織である。

 賭博騒動の影響もあってFAやトレード、ドラフトでの大物獲得が不調に終わり、それを補おうと5人の新外国人を含む計14人の助っ人を雇ったものの、結果にはつながらなかった。

■過去に破廉恥醜聞と賭博問題

「そこで、原GM待望論です。計12年の監督生活で6度のリーグ優勝、3度の日本一という実績は言うに及ばず在任中は実質的な全権監督としてドラフトやトレード、FA補強にも関与した。個人的な人脈を駆使して獲得した選手も多く本人も『監督もやり甲斐がある仕事だけど、チームづくりにも魅力を感じる』と言っていたものです。由伸監督とはプライベートでも付き合いがある師弟関係で、監督就任の後押しをし、相談役も買って出ている。経験の浅い1年生監督をサポートするには、うってつけの人材というわけです」(前出の巨人関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…