甲斐拓也
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ソフトB栗原キャンプ初の捕手起用で改めて見えた層の厚さ
初体験は「倍疲れた」らしい。 28日のオリックスとの練習試合でソフトバンクの栗原陵矢(24)が、今キャンプ初めて捕手としてプレー。五回まで4投手を無失点に導き、打っては2打数2安打1打点と獅子奮迅の活躍を見せた。 7...
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日本Sで露呈…G捕手陣とソフト甲斐“投手マネジメント”の差
小林誠司は打撃面だけでなく、リード面でもなかなか殻を破れなかった。 「巨人は負けたらダメ」という意識がマイナス思考となり、とにかく安全第一。3試合全て外角一辺倒、スライダーばかりの配球といった具合だ。これでは相手に読まれる。小...
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ソフト甲斐は連覇“陰の主役” 急成長に一通のファンレター
MVPの栄誉は後輩の栗原に譲ったが、甲斐拓也(28)の尽力も忘れてはならない。 日本シリーズでは2本塁打を放つなどバットで活躍すると、捕手としても4戦通してひとりで投手陣をリード、巨人打線を封じた。 中でも主力の坂本...
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石川に千賀…好投手が続々出てくるソフトBの若手育成術
何が違うのか。 ソフトバンクが日本シリーズ第2戦までに送り出した先発2人(千賀、石川)は育成出身。育成ではないが、第2戦に投げた5人の救援陣も皆レベルが高く、セに移籍すればローテ入りできそうな連中ばかりだ。 【写真】こ...
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ソフトVの裏に非情の工藤采配 内川退団決意と次期監督問題
ダイヤモンドに金色の紙吹雪が舞った。 27日、宿敵ロッテを下し、2017年以来3年ぶりのリーグ優勝を果たしたソフトバンク。先発の和田毅が6回3安打無失点に抑えると、打線も女房役の甲斐拓也が2ランを含む2安打3打点と活躍した。...
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ソフトB周東が大暴れ 育成出身躍進の裏に身内仰天の厳しさ
8連勝で2位ロッテとのゲーム差を5・5に広げたのが18日のソフトバンクだ。 ■周東が4安打3盗塁 この日のヒーローは4安打3盗塁をマークした周東佑京(24)。象徴的だったのは五回。この回先頭で打席に入り、バント安打で出...
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イケメンのソフトB栗原は工藤監督も球団営業も“おいしい”
「打撃さえよければ、1年通じて一軍にいる可能性がある」 ソフトバンクOBがこう話す。2014年ドラフト2位で福井県の春江工業高から入団。打撃センスを買われており、「打てる捕手」として期待が高かった。しかし、ファームで鍛えている...
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球界一の“強肩”甲斐拓也 ミス悔いる涙を糧に這い上がった
同じ育成出身の周東の武器が「足」ならば、甲斐拓也(27)はその圧倒的な「強肩」です。 もし僕の現役時代、対戦相手の捕手が甲斐だったら? 走りませんね。肩の強さ、捕球してからのスピード、コントロールを考えたらスタートを切りにく...
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SB千賀ノーノー達成で 今オフメジャーなら「6年100億円」
育成出身右腕が快挙を成し遂げた。 ソフトバンクの千賀(26)が6日のロッテ戦で、ノーヒットノーラン(12奪三振)を達成。自身としても、そして育成出身選手としても初の記録となった。 この日の女房役は同じく2010年育成...
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交流戦首位キープの立役者に ソフトB甲斐“打撃覚醒”の秘密
8勝3敗2分けで交流戦首位に立つソフトバンク。ここまで12球団トップの防御率(2.88)をマークするなど、好調の要因は投手陣にありそうだ。それとは対照的に、野手は故障者続出。強打を誇った打線も、交流戦では打率.231(10位)とおと...
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ベストナイン大敗…ソフト甲斐キャノン落選に“打率2分の壁”
MVP男が落選した。 26日、ベストナインが発表され、パの捕手部門は西武の森友哉(23)が初選出。「甲斐キャノン」で今年の日本シリーズを盛り上げたソフトバンクの甲斐拓也(26)は次点となった。得票数は森の「179」に対し、甲...
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日本S盗塁阻止6発6中 ソフトB甲斐「フットワーク」の秘密
日本シリーズを制したソフトバンクの育成出身・甲斐拓也捕手が一躍、脚光を浴びた。広島の盗塁を6連続で阻止し、打率.143ながらシリーズMVPを獲得。捕手出身の私としても衝撃的だった。 一番は捕球してからの速さだ。二塁送球タイム...
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日米野球でもマスクの甲斐に「メジャーでも通用」と太鼓判
「体は大きくないし、打撃に課題はある。しかし、それを補える能力を持っている」 9日に行われた日米野球に8番でスタメン出場した侍ジャパンの捕手・甲斐拓也(26=ソフトバンク)について、米東海岸の球団のスカウトがこう言う。 ...
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広島も白旗…肩と送球だけじゃない“甲斐キャノン”の作り方
技術だけではない。 日本シリーズ史上初、育成出身でMVPを獲得したソフトバンクの甲斐拓也(26)。日本シリーズでは、新記録となる6連続盗塁阻止をやってのけ、機動力を武器にリーグ3連覇を果たした広島の「足」を完全に封じた。 ...
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懸念される“日本S後遺症” 侍Jは日米野球「うまく」やるか
6日、侍ジャパンが9日開幕の日米野球に向けた初練習を前に、全体ミーティングを実施。 冒頭、稲葉監督が「2020年の五輪につなげていきたい。メジャーリーガーと対戦し、個々のレベルアップにつながっていけばいいと思っています」と大...
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巨人のお寒い三軍事情 金満でも“ソフト甲斐”が育たぬ理由
「これからの巨人に、こういう選手が育ってくるのだろうか。懐疑的にならざるを得ませんね」 巨人OBの評論家、高橋善正氏がこう言った。 前日3日に決着した日本シリーズでソフトバンクの甲斐拓也(26)がMVPを獲得。6試合で打率.1...
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育成初のシリーズMVP ソフト甲斐の人柄は“猛肩”とは正反対
自慢のキャノン砲が火を噴いた。 日本シリーズ記録となる6度の盗塁阻止で、育成出身初のシリーズMVPに輝いたのが、ソフトバンクの甲斐拓也(25)だ。二塁送球タイム最速1秒71の強肩は通称「甲斐キャノン」。広島の機動力を完全に殺...
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千賀、甲斐…育成選手を主力に育てるソフトB“三軍の秘密”
ソフトバンクは育成選手を含む若手を三軍で育てることで定評がある。 出世頭は日本シリーズで盗塁阻止率100%の甲斐拓也(25=10年育成6位)。第1戦に続いて昨1日の第5戦に先発したエースの千賀滉大(25=同4位)や、ルーキー...
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ソフトB上林&広島誠也の活躍で 株を上げた“育ての親”とは
ソフトバンクの上林誠知(23)が三回に先制2ランを放った。この2死まで広島先発・野村に無安打に抑えられていたが、9番・甲斐が初安打を放つと、続く上林が甘いスライダーを右翼席中段へ叩き込んだ。 上林はお立ち台で表情を変えずにこ...
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広島ナイン驚愕 “甲斐キャノン”は強肩と送球だけじゃない
この日も十八番を封じられた。 広島が8―9でソフトバンクに敗れた30日の日本シリーズ(S)第3戦。その初回である。 1番・田中が四球で出塁。1死後、3番・丸の6球目にスタートを切った。だが、あえなく憤死し、三振ゲッツ...