松井大輔
-
子供たちを伸ばす喜び 「僕は『下へ下へ』を目指して名コーチになるのも面白いかな」
引退後も多忙な日々を過ごしているが、将来的には指導者の道に進む可能性が高そうだ。「みんなは上のカテゴリーを目指すけど、自分は下の世代でもいいのかな。名監督ではなく、名コーチになりたいですね」と育成年代に強い興味を抱いている。 ...
-
元日本代表MF松井大輔氏が新理事長に就任 「二刀流男」でフットサル人気復興なるか
Jリーグとフットサルの二刀流をこなした先駆者である元日本代表MF松井大輔氏(43)が、フットサルリーグの人気復興の旗振り役を任された。 男女のFリーグを統括する一般社団法人・日本フットサルトップリーグの新理事長に就任したこ...
-
浦和アカデミーのコーチに就任 選手個人だけにフォーカスし「1対1の強化」に邁進中
「松井大輔が浦和アカデミーのロールモデルコーチに就任」という一報が流れたのは4月。「クラブのOBでない松井がなぜ浦和に?」と驚いたサッカー関係者やファンも多かっただろう。それは本人も同じ。彼は今、ユニホームを着たことのないクラブで指導...
-
「メッシやロナウド、エムバペみたいなスペシャルな突破力を持てる選手を育てたい」
2月の引退後、2つのJクラブでコーチ業をスタートさせた。古巣・横浜FCのスクールと浦和のユースだ。前者は小学生対象で週に1回、後者は不定期だが、どちらも「ドリブラー育成」に主眼を置いている。 「メッシ(インテル・マイアミ)やロ...
-
「本田圭佑は所属先が無くても『引退しない』と。自分は好奇心がふつふつと湧いているところ」
現役最終年となった2023年は、日の丸をつけて共闘した大物選手が次々と選手生活にピリオドを打った。「(小野)伸二さん(札幌アンバサダー)、ヤットさん(遠藤保仁=G大阪コーチ)が引退し、自分もタイミングを計っていました」。引退に向けて...
-
「おじさんのイケてるところを見せたい」とFリーグ、Jリーグ、コーチの三刀流に挑戦
40代の挑戦はフットサルだけにとどまらなかった。2022年からはサッカーのYSCC横浜の一員としてJ3にも選手登録。フットサルとサッカーの「二刀流」という大いなるチャレンジに乗り出したのだ。「体育館と天然芝と試合環境も違えばボール(...
-
40歳過ぎてフットサル挑戦の内幕「カズさんから『大輔ならできる』と言われてその気に」
新型コロナの影響で1年延期された東京五輪が無観客で開催された2021年夏、大きな決断を下した。5カ国目となる海外挑戦先のベトナム(1部サイゴンFC)を離れ、帰国の途に就いたのだ。が、新たなキャリアとして選んだのは、馴染みのあるJリー...
-
想像を絶した新天地ベトナムの隔離生活 窓のない部屋にカンヅメ、体重が3キロ減った
横浜FCでの3年間にはFWカズ(三浦知良=JFL鈴鹿)やMF中村俊輔(横浜FCコーチ)と再共闘。J1昇格やコロナ禍など多くの出来事に直面した。ポジションも前線からボランチに下がり、リベロやSBにも挑戦。年齢に応じた円熟味のあるプレー...
-
2度目のポーランドは苦境続き「海外あるある」にぶち当たり、急速に立場が悪化した
10年間の欧州挑戦を終え、2014年の1月に日本復帰を果たした。ジュビロ磐田で3年半プレーし、MF中村俊輔(横浜FCコーチ)ら個性豊かなタレントたちと共闘した。が、36歳になった17年夏、流浪の男はまたも海を渡る決断を下した。 ...
-
ケガが続いて「本当の松井大輔」を呼び戻す作業に注力した
2010年夏にロシア1部トムスクに移籍して以降、目まぐるしくプレー環境を変えることになった。ロシア、ブルガリア、ポーランドと日本人選手があまり足を踏み入れなかった国々へ赴き、新たなキャリアを築いた。当時の彼は、まさに「辺境フットボー...
-
南アW杯から戻ると空き巣被害にかつてない恐怖、余韻は吹き飛んだ…キッチンにはパスタを茹でた痕跡が
2009年の夏、欧州3クラブ目となるグルノーブル(仏1部)に移籍した。10年南アフリカW杯まで1年という重要なタイミングだった。「サンテティエンヌで不遇を味わい、06年ドイツW杯落選の憂き目に遭った僕としては『絶対に結果を残すしかな...
-
サンテティエンヌではライバルに「オレがいる限り絶対に試合に出られない」といきなり啖呵を切られた
海外最初のクラブであるルマンを離れ、同じフランスのサンテティエンヌへ赴いたのが2008年の夏。リーグ優勝10回の名門へ行けば、CL(欧州チャンピオンズリーグ)参戦も夢ではないと思われた。だが、ルセイ監督体制ではほぼ出番を与えられず、...
-
「10番の血を引く絶滅危惧種」「ルマンの太陽」...移籍先フランスで日本人選手を見る目を大きく変えた
2000年に京都サンガでプロとなり、4年後にはフランス2部のルマンに移籍。「当時の京都はJ2でした。同じ2部ならフランスの方がいいに決まっている」と迷うことなく渡仏を決断。瞬く間に「ルマンの太陽」と評されるようになった。 ...
-
滑り込みで南アW杯メンバー入り…「初戦のスタジアムに向かうバスの中から感極まっていた」
国際Aマッチ出場31試合.1得点──。史上最多の出場152試合を誇る遠藤保仁(G大阪コーチ)を筆頭に100試合超えの選手が8人いる中、松井の数字は信じがたいものがある。「自分は代表になかなか定着できずに苦労しましたね」と本人も苦笑す...
-
後の日本代表の土台になった南アW杯 「守り重視で戦ったからこそベスト16に行けた」
日本代表には「結果」に加えて「内容」も求められる。「超守備的なスタイルで勝っても意味がない」と考える人も少なくない。2010年南アフリカW杯の日本代表は特に批判的な見方をされたが、16強入りの原動力になった松井は「僕は勝ちたい、ただ...
-
南アW杯R16パラグアイ戦PK負けは、高地でボールが浮いたのが「運命の分かれ目」だった
2010年南アフリカW杯では全4試合に先発し、16強入りの原動力となった。ラウンド16のパラグアイ戦では自らのミドルシュートがクロスバーを直撃する惜しいシーンもあったが、チームは得点を奪えずに最後はPK戦にもつれて敗戦。日本はそこか...
-
危機的状況で迎えた南アW杯直前…闘莉王が「俺たちは弱い。球際を厳しく」と言い出した
2010年南アフリカW杯。初戦のカメルーン戦で本田圭佑が挙げた先制弾のアシストについて「(監督の)岡田(武史)さん(J3・FC今治会長)が『持ったら早く入れろ』と言っていたんで、右足で切り返すしかないと思って(利き足ではない)左足で...
-
練習試合で大学生に股抜きされて「俺、終わってるな」と引退を決意
日本代表最多152試合出場の遠藤保仁(G大阪コーチ)を筆頭に、8年間代表主将を務めた長谷部誠(フランクフルト)、歴代3位の代表50ゴールの岡崎慎司(シントトロイデン)と2024年は大物サッカー選手の引退が相次いでいる。彼らと10年南...
-
松井大輔はサッカー界の大谷翔平か? J3とフットサルの「二刀流マネジメント術」
2022-2023シーズンのFリーグ(日本フットサルリーグ)1部が6月18日に開幕した。日本代表のファンタジスタとして活躍したYSCC横浜の松井大輔がバサジィ大分戦に出場し、フットサルとサッカーの「二刀流」に本格的に踏み出した。 ...
-
<最終回>ガムシャラにフットサルに取り組みながらサッカーの原点を思い出している
「サッカーより目が離せないね。バスケットボールみたいに展開が早いし」 10月8日、日本フットサルリーグ「Fリーグ」1部のYSCC横浜-湘南戦。タレントの加藤ローサさんは、夫で元日本代表MFの松井大輔がフットサルデビューする姿を...
-
<4>“40歳のオッサン”松井大輔はフットサルの素人、基本から叩き込んでいく
「実はこれだけ大勢の人の前で記者会見をするのは初めてなんです」 10月8日のFリーグ・湘南戦の後、YSCC横浜の前田佳宏監督は大挙して訪れた報道陣を前に驚きの表情を浮かべた。それだけ松井大輔のFリーグデビューには注目が集まった...
-
<3>何事も「おもしろがる」がモットー それがフットサル参戦にもつながった
遠いベトナムの地で90日間ものロックダウン生活を強いられた元日本代表MF松井大輔(YSCC横浜)。 「人間らしさが失われていくのを感じた」と言いつつも、そこでへこたれないのが海外5カ国・9クラブを渡り歩いた男の逞しさ。自分なり...
-
<2>ベトナムでは14階建てのマンションで軟禁生活を強いられた
「ベトナムで引退も考えた」という元日本代表・松井大輔(YSCC横浜)。 しかし、2020年12月に加入したサイゴンFCでは、わずか7試合に出場しただけで長いロックダウンに突入してしまった。その厳しさというのは、日本の緊急事態宣...
-
<1>フットサル初挑戦に「なんか面白そうじゃん」とワクワク感を覚えた
フランスリーグのルマンを皮切りに5カ国・9クラブでプレーした<流離(さすらい)フットボーラー>松井大輔。40歳になった彼が、9月に日本フットサルリーグ1部のY.S.C.C.横浜に加入し、フットサルのプロ選手に転身することを表明した際...
-
サッカー元日本代表・松井大輔がフットサル転身 Jリーグと“二刀流”の可能性も
フットサルリーグにW杯出場経験のある現役選手が初めて加入した。 2010年南アW杯16強入りの立役者のひとりである元日本代表MF松井大輔(40)のFリーグ1部・YS横浜への入団が、14日に正式に発表されたのである。 ...
-
横浜FC松井大輔ベトナムVリーグへ 仏での経験が移籍後押し
ベトナムのVリーグ1部のサイゴンFCへの移籍が決まった元日本代表MF松井大輔(39)が、4日のオンライン記者会見で「トップ下や(攻撃的な)前の方でプレーできれば楽しいかな、と思います。(技術重視の)自分らしさを思い出したい」とリラッ...
-
松井大輔「コロナ騒動はサッカー界の概念を大きく変える」
新型コロナウイルスの感染拡大で2020年東京五輪が1年延期され、U―23(23歳以下)日本代表の選手も不安な状況を強いられている。04年アテネ五輪経験者の松井大輔は「出場資格がU―24(24歳以下)になったのは良かった」と選手たちを...
-
松井大輔が今季J秋春制に前向き言及「トライしてみては」
Jリーグ再開時期が不透明な中、元日本代表の内田篤人(鹿島DF)など複数の関係者が「秋(開幕)―春(閉幕)制の導入を考えるべき」とコメントしている。JFA(日本サッカー協会)の田嶋幸三会長も「AFCアジア・チャンピオンズリーグのシーズ...
-
松井大輔が胸中語る「公式戦をすぐに再開するのは難しい」
2月25日の中断決定から2カ月半が経過したJリーグ。再開のメドは依然として立たない状況だ。2月11日から一般、報道陣をシャットアウトしていち早く非公開練習に取り組んできた横浜FCも3月下旬から活動休止に入り、現在に至っている。その渦...