松井大輔が今季J秋春制に前向き言及「トライしてみては」
松井大輔(39歳 横浜FC・MF)
Jリーグ再開時期が不透明な中、元日本代表の内田篤人(鹿島DF)など複数の関係者が「秋(開幕)―春(閉幕)制の導入を考えるべき」とコメントしている。JFA(日本サッカー協会)の田嶋幸三会長も「AFCアジア・チャンピオンズリーグのシーズン移行も検討する必要がある」とAFC(アジアサッカー連盟)に提案。本格的な議論が始まろうとしている。欧州で足かけ11年間プレーした元日本代表の松井大輔(横浜FC=MF)は「前例のない事態に直面している今はトライしてみるのもひとつの案」と前向きに語った。
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欧州の秋―春制というのは、社会や学校を含めた1年間のサイクル。サッカー界も100年以上その流れで動き、文化として根付いています。
欧州の冬は日本より寒いし、僕がプレーしたことのあるロシアやポーランドは雪が降ることも多いけど、スタジアムの芝生の下にヒーターが入っていて、年間通してプレーできるような環境が整っている。そこは日本との大きな違いです。
札幌や山形、新潟なんかは11月から3月まで雪が積もるから、スタジアムを使うのが難しい。お客さんも慣れていないので、来場者が減る可能性もあるでしょう。